ハウスメーカーを決めるにあたり、積水ハウスともう1社で最後の最後まで迷っていました。その競合相手にも魅力的だった部分がありましたので、5つ紹介いたします。
(競合相手を知りたい方はInstagramのDMでご連絡いただければお答えします)
1.性能がいい
いわゆるUa値やC値を公表し、保証してくれていました。
特にC値に関しては0.4cm2/m2を保証しており、実際には0.1cm2/m2になることもあるようです。
C値とは気密性を指し、家にある延床面積あたりの隙間の面積を意味します。
例えば延床30坪≒100m2の家でC値0.4cm2/m2だった場合、40cm2≒6.4cm四方程度の隙間しかありません。
隙間が小さいほど計画通りの換気がなされるようになるので、清浄な空気と換気されやすく、また換気による熱のロスも小さくなります。ただし、丁寧な施工が必要になるので現場の技術力が必要になります。
モデルハウスでの打ち合わせが多かったですが、夏場でもエアコンは停止していることが多く、断熱性能が高いことを実感しました。
高断熱高気密の家に実際に住むとどれほど快適だったのか気になります。
2.価格が安い
見積もり段階で積水ハウスより1000万円ほど安い見積もりでした。設備や仕様が異なるとはいえ、この差は大きく、最後まで悩む一番の理由になりました。
仕様を積水ハウスに近づける、メンテナンスコストを考慮するとその差は縮まりますが、競合HMの方が安いことは間違いないでしょう。
予想を超えてはるかに高かったため、大手HMが高いことを痛感した出来事でした。
3.営業と大工との仲が良い
営業さんは大工さんとよく一緒に食事をし、家のことについて話すとおしゃっていました。営業さんが大工さんと仲がいいと、現場とのかかわりが密接で丁寧な施工をしてくれるだろうと期待できました。それゆえにC値0.4cm2/m2が実現できるのだろうと思いました。
現場と血の通ったコミュニケーションができている会社は信頼できますし、安心して家づくりを任せられると感じます。
4.施主支給に寛容
タオル掛けやトイレットペーパーホルダー等細かいものの施主支給はもちろん、洗面台やドアような自分では施工が難しいようなものも対応していただけるとのことでした。
会社によっては保証の関係上、施主支給するものは自分で施工する必要があり、支給したものを施工してもらうことはできません(積水ハウスはそうでした)。
一方、競合のHMは寛容な対応をしてくれる会社でした。その分、自由度も高く、自分らしい家づくりにできると感じました。
5.基本的に要望はすべて聞いてくれる
営業さんは基本的に私たちの要望をすべて聞き入れ、間取りに反映してくれました。
- 2階水回りがいい
- 書斎が欲しい
- ウォークインクローゼットが欲しい
- 子供部屋は2つほしい
等々
その誠実な対応にこの人に任せればいい家になりそうだと感じていました。
一方で営業さんからの提案は少なく感じました。
積水ハウスではあえて要望を反映せずに、期待を超えた提案していただくことが多かったため、物足りなさを感じたのも事実です。
以下に積水ハウスに決めた理由をまとめています。
まとめ
最終的には積水ハウスに決めましたが、競合のHMも魅力的でした。
地元密着型の小さな会社ですが、積水ハウスのような大企業でなくても、いい家づくりができる可能性を感じました。他にも探せばいいHMはたくさんあるのだと思います。
自分たちに合うHMを見つけるのは難しいですが、本記事が少しでも役に立てば幸いです。